BUSINESS事業紹介

ウイングフィールド
ならではの強みで目指す
オンリーワンサプライヤー

ONE STOP一貫生産でニーズに対応

図面・仕様書を頂くことで、材料調達からプランニング、治具制作、部品加工、特殊工程、組立までの一貫生産が可能です。装備品事業は、設計開発から製造販売、そしてアフターサービスまで対応しています。

QUALITY世界基準の品質保証

最新の航空宇宙・防衛産業向けの品質マネジメント規格「JIS Q 9100:2016」を取得し、期待と信頼に応え続けられるよう、決められたルールのもと魅力ある製品・サービスを提供し続けます。

EQUIPMENT特殊設備を多数保有

全自動化対応した表面処理設備、蛍光浸透探傷装置、熱処理炉、オートクレーブ、オートリベッターなど、航空機部品の生産に必要な特殊設備を自社工場で多数所有しています。

01 金属部品事業 METAL PARTS

永年にわたり培った高度な板金加工技術こそ、航空機部品製造の一貫生産を可能にしている重要な要素です。技能者による丁寧なものづくりが競争力を支えています。近年では、設備の保守・更新に加えて新しい設備の導入も行い生産性向上に取り組んでいます。人と機械がそれぞれ得意な能力を発揮し協同作業を行いお客様のニーズに応えたものづくりをしています。ボーイング社、エンブラエル社、ボンバルディア社、ホンダ エアクラフト社などの部品製造や、防衛省向け航空機の部品製造を行っています。

NC MACHINENCマシン

NC(数値)制御の加工機を用いて
精度の高い加工を行います。

FINISHING仕上作業

オービタルサンダーを使用して
表面の傷やバリ取りをして仕上げます。

MOLDINGゴム押し成型

凸型金型をゴムを用いて
プレス加工を行います。

HEAT TREATMENT熱処理

設計で定められた強度を得るために、
加熱処理を行います。

PAINTING塗装

金属製品の防食対策として
塗装を行います。

SURFACE表面処理

全自動化した設備で金属製品の
防食対策として表面処理を行います。

02 複合材部品事業 COMPOSITE

工業製品・航空機から宇宙機器、近年ではドローンや空飛ぶクルマの領域まで、多彩な分野での活躍を支えているのが複合材成型技術です。これまで培った経験や高度な技術とオートクレーブ、クリーンルーム、自動裁断機、NDI装置といった設備を使用し、高品質な製品を造り出しています。
軽量・高剛性の複合材料は燃料消費量の削減にもつながり、経済性やカーボンニュートラル社会の実現にも貢献するものです。

CLEAN ROOMクリーンルーム内

温度、湿度及び清浄度が管理された
環境の下作業を行います。

CUTTING MACHINE自動裁断機

3次元形状に設計されたデータを基に
2次元形状に展開し、専用設備を用いて
カッティングします。

LAYUP WORKレイアップ作業

設計で定めた品質を確保するために、
複合材料と金型(積層治具)に沿って
積層します。

AUTOCLAVEオートクレーブ

積層された複合材料を
加熱・加圧することにより、航空機に用いる
強度を有した製品になります。

03 構造組立事業 ASSEMBLY

多くの人命を預かる航空機は、穴径不良や穴位置ずれなど、わずかでもあってはなりません。高い信頼性が求められる組立作業には極めて熟練した技術力が必要です。
構造組立事業では、民間旅客機のフレーム・デッキ・動翼などの組立、防衛省向け航空機においてはパネル・デッキ等の組立も行っています。また、防衛省向け航空機の動翼や座席、レドーム等の修理作業も行っています。

MANUFACTURE 各種機体の
様々な箇所を組立

FRAME ASSEMBLYフレーム組立

スクイザーという打鋲機械を使用して
ファスニングを行います。

BOLTED DOWNボルト締結作業

2人でボルトを締める作業を行います。

AUTO RIVETERオートリベッター

マーキング部分の穴あけ、
ファスニングを機械が行います。

MOVING BLADE航空機動翼組立

動翼部分の穴あけ加工、
ファスニング、塗装を行います。

04 装備品事業 ACCESSORIES

航空機座席メーカーとしての歴史は古く1967年から、ヘリコプター、民間航空機、防衛省向け航空機の座席の開発・製造を行ってきました。防衛省向けの50Gの衝撃荷重から生命を守る衝撃吸収機能付座席、防弾板を装備した座席などを製作しています。また、防衛省向けの輸送機、哨戒機、救難飛行艇等の座席やヘリコプターの座席を製作し、国内メーカーとしてトップシェアを誇ります。

PLANNING受注・設計開発・生産計画

設計データを基に製品に必要な材料情報
及び加工方法の検討を行います。

SEWING縫製

座席の表面等を覆うカバー(布)の
縫製も行います。

PROCESSING座席の組立

背もたれ部分のフレームとパネルを組みつけ、
穴あけ、ファスニングをして
組み立てていきます。

ASSEMBLY装備品組立

穴あけ、ファスニングをして
航空機の座席を組立てていきます。